■流砂■


危険が近づいているのがわかるよ
予知なんてなくたって
少し考えればわかること

でもここの人たちは
わからないように見える
そうすべてを研ぎ澄まし
今を感じて

すべてはその紙切れと考えている
それでいいとね
愛でさえもその力なのさと
言い放てるんだよ
どうしてだろう
少しも考えようとしないんだ
それは前から変わっていないんだ

すべて降りかかる災難を
計算している人よ
たまにはまともに
愛について語ろうよ
そうすべてを研ぎ澄まし
今を感じて

隣の人の心を少し覗いてみた
その隣の人もね
すべて広く深い砂漠なんだよ

「もうすぐここも終わりだね、逃げ出そうよ」
と声が聞える
少しだけ少しだけ時間が欲しい
少しだけ少しだけ頭を使おうよ
なにかあるはずさ あるはずさ
だから今考えて



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